
松本市時計博物館 (松本私立博物館分館)を訪れました。
長野県松本市中央にある時計の博物館です。
平成14年9月1日開館。
日本最大級の大きさを誇る振り子時計をシンボルとした建物。
この博物館の最大の特徴は、時計を出来る限り動いている状態で展示していること。

吹き抜けの階段を上って二階へ。

和時計の展示。
錘で歯車を動かして時を刻みます。
日本の不定時法(日の出、日の入りを基準にした時法の為、季節・昼夜で1刻の時間が変かする。)に合わせるため昼夜ごとに錘を架け替え指針のスピードを調節できる工夫が施されている。

懐中日時計。
江戸時代。
方位磁石と日時計のセット。
これを参考に、腕日時計など自作してみようかな?

古時計。
本田親蔵氏の長年のコレクションを中核にしているそうです。
本田親蔵氏は時計を収集するだけでなく自ら可動状態に修理したそうで、この博物館の収蔵品は多数が可動状態とのこと。

大砲型日時計。
方位磁針と水平器を使って設置。
正午になると、虫眼鏡によって太陽光が大砲の根元の火薬に集められ音が鳴る。
この辺りの品も自作できそうですね…。

線香時計。
19世紀の中国。
火のついた線香の上に両端に錘を付けた糸をぶら下げる。
線香が燃え進むと糸を切り錘が落ちて音が鳴る。
時計と言うよりタイマーですね。

蝋管式蓄音機。
19世紀アメリカ。

カッコウを漢字で書くと閑古鳥と書きます。
この展示の意味は良く判りませんでした…。

シャンデリア時計。
天井を見上げるとシャンデリアが時計になってる。

理髪店用さかさ時計。
文字盤が鏡像反転してます。
理髪店で鏡越しに見ると正しく時刻が読み取れる。
明治時代の日本。

掛時計。
この時計と全く同じのがワシの自宅に有るんだよね。
自宅で実用に使ってるのと同じ品が博物館の収蔵品になっているとは!驚きです…。
説明に『昭和時代の日本』の文字がありましたが、自宅で購入したのは平成初期です。
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※レポートは訪問時の内容です。
※掲載後に変更が有るかも知れません。
※ご注意ください。
***** 博物館データ *****
名:松本市時計博物館 (松本私立博物館分館)
住所:長野県松本市中央1‐21‐15
電話:0263‐36‐0969
開館時間:09:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(月曜休日の場合はその翌日)、年末年始
ホームページ:
観覧料:
大人(高校生以上)…¥300
小人(小・中学生)…¥150
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