
名古屋市見晴台考古学資料館。
名古屋市南区見晴町の小高い丘の上の公園の中にある建物。
弥生時代の竪穴住居跡やこの場所で発掘された石器等が展示されています。
昭和十六年(1941)に全国2例目となる銅鐸形土製品が発見されたそうです。
その後、昭和三十一年(1956)名古屋市は付近一帯を公園として整備することを決め、公園の造成前に発掘調査を行いました。
発掘の結果、旧石器時代から縄文時代、弥生時代、古墳時代、奈良平安時代、鎌倉・室町時代などの遺物が発掘されたそうです。

収蔵物の土器。
弥生時代の土器。
左側のは、青銅器の鋳造に使用された送風管の一部。
これも弥生時代の発掘品だそうです。
そんな大昔から金属が使われていたんですね。

収蔵物の石器。
左側のは石包丁。これは教科書に載っていた記憶があります。

住居跡観察舎。
発掘された弥生時代後期の竪穴式住居跡に竪穴式住居が復元してあります。

復元された竪穴式住居。
住人も復元されてます。

裏に廻ると住居の構造が観察できるようになってます。
鉄パイプは、地震対策のためにの補強かな?
中は意外に広々しているようで、住み心地も良さそうですね。

博物館の周辺は公園として整備されてます。
広々としています。

きんさんざくらぎんさんざくらの石碑。
きんさんぎんさんって100歳超えの双子のおばあちゃんですよね。

きんさんざくら。

ぎんさんざくら。

高射砲の砲台跡。
公園内にあり、すぐ近くで観察できます。
この台地は大東亜戦争の時代、笠寺陣地として総勢500名ほどの高射砲中隊が配備されており、6門の高射砲が約25メートル間隔半円状に据え付けてあったそうです。
現在2基の砲台跡が残されています。

ボーイングB29爆撃機の部品。
再び館内の展示品です。
垂直尾翼の上端部のようですね。
笠寺陣地の対空砲火で撃墜された機体の破片が敗戦時まで陣地内に展示されていたそうです。
「いすず神社」前にプロペラも展示されていたそうですが、行方不明になり発見されてないようです。
↓ブログランキングに参加中!
↓一日一回クリックしてくださいな♪
↓励みになりますので是非お願いします。

↓こちらも、一日一回クリックよろしくね。


***** データ *****
施設名:名古屋市見晴台考古学資料館
住所:名古屋市南区見晴町47
開館時間:9:15〜17:00
休館日:毎週月曜日、毎月第4火曜日
無料駐車場有。
※レポートは訪問時の内容です。
※掲載後に変更が有るかも知れません。
※ご注意ください。
コメント