
日食観測器(太陽投影器)を自作しました。
材料は、老眼鏡のレンズとダンボール、セロハンテープ。
レンズは家にあった古い老眼鏡から外しました。
度の弱い凸レンズであれば何でも良いと思います。
眼鏡のレンズを使う場合は、乱視が入ってると綺麗に焦点を結ばないので使えません。
虫眼鏡のレンズだと焦点距離が短すぎて使えないと思います。

図の左端に映った太陽の像を観察します。

まずレンズの焦点距離を測ります。
白い紙に太陽の焦点を集めます。
(黒い紙に焦点をあわせると燃えますよ。)
紙からレンズまでの距離が焦点距離。
焦点距離が長いほうが大きな像で太陽を観察できます。
家にあった老眼鏡の焦点距離は約1メートルありました。

これだと長すぎて使いにくそうなので、左右のレンズを重ね合わせました。
重ね合わせるときに互いのレンズの中心が合うようにします。
貼り合わせるのは両面テープを使用。
テープをはがせば元の老眼鏡に戻せます。

レンズの中心は、天井の白熱電灯を利用すれば判ります。

1はレンズの裏面と表面に天井の白熱電灯が映った状態。
2はレンズの角度を調節して裏面と表面に映った白熱電灯の像が重なった状態。
像の重なった部分がレンズの中心です。
焦点距離が長いと投影される像が大きくなりますが装置が長くなり扱いにくくなります。
焦点距離が短いと装置は小さく出来ますが、投影される像が小さくて観察しづらいです。
焦点距離が50cm前後になるレンズが一番扱いやすいと思いますよ。
100円ショップなどで売っている簡易老眼鏡なら、+2.00位のを購入すればレンズを重ね合わせなくて片眼のレンズだけで50cm前後に焦点が合うはずです。
レンズを2枚重ねた状態の焦点距離は約44.5cmありました。
ダンボールで44.5cmの筒を作って先端にレンズを固定。
焦点が合う部分に白い紙を貼り付けた段ボール紙を固定して出来上がり。
太陽が映る部分を完全に固定しないである程度前後に動かせるようにしておくと、よりくっきりとピントを合わせる事ができますよ。
ダンボールの筒の内側を黒く塗装すれば、ベストだと思いますが、今回はダンボールをそのまま使用しました。

投射された像がまぶしすぎる場合は厚紙に穴を開けた“絞り”をレンズの前に被せて光量を減少させます。

太陽を映してみました。
雲がでてましたが、太陽は上手い事映ってます。
日食当日が楽しみ♪。
制作時間、10分ほど。
ブログの記事にする時間の方が長い事かかりましたわ(笑)。
***** ご注意 *****
まねして作る場合は自己責任でお願いします。
まぶしいのを我慢して見たり、レンズで直接太陽を見るなど絶対しないでください!。
目を傷めますよ。
長いこと太陽を映してると焦点の集まったところから発火するかも知れませんので注意してください。
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