10年以上使用している時計を見たら、電池が無くなってました。
止まった時計以前、時計屋さんで電池交換を依頼した時に、『1週間かかります』と言われて、『裏蓋あけて電池入れ替えるだけでしょ?。なぜ?』と質問して、裏蓋開けて電池交換するだけなら自分でも出来るじゃん。と思い実行しました。
『側開器』というので、裏蓋を開けるのですが、自作しました。金属製の板(今回はステンレスのモノサシ〔以前アルコールストーブの五徳の作製に使用した残りです。〕)を使用し側開器を作りました。
購入しても、側開器は¥4000足らず、保持器の¥4000足らずです。
ノギスで測定穴あけ







 ネジいれ完了
まず、裏蓋のピッチを測定します。測定値にネジの直径をプラスし物差しに穴を開けタップをたてます。タップをたてたら適当な長さのネジを入れたら簡易側開器が出来上がります。
保持器は作製しませんでした。保持器の代わりは指の力と根性です。
 これで、時計の裏蓋を開けます。 
 裏蓋を開ける前に、時計本体と裏蓋の隙間に入り込んだホコリや手垢を出来る限り清掃します。
時計本体を左手で固定し、自作の側開器を右手で持ち裏蓋を開けます。かなり力が必要です。回す力よりも、側開器を時計に押し付ける力に意識します。時計に側開器を強く押し付けながら『グッ』と強く瞬間的に気合を込めて力を入れ回します。(反時計回しです。)
 そうしないと、裏蓋凹部とネジが外れて側開器がクルッと空回りして裏蓋に傷が付きます。(わしも数回、空回りさせて傷をつけてしまった!!)。まぁ腕に装着すれば見えない場所なので気にしませんが。と言いながら後で、バフがけして紙やすりで傷を目立ちにくく修正しておきました。最悪、全部の凹部をなめてしまったら、もう裏蓋は外せなくなります。(6箇所、全部なめてしまう事はないと思いますが。)もしそうなりそうなら、時計屋さんに持て行きましょう。
 裏蓋が、少し回ったら指で裏蓋を外します。裏蓋にゴムの輪が、はまっているので注意して外してください。この時、裏蓋と本体の隙間のゴミを時計内に入れないように…。
ここまでで、工程の半分です。
裏蓋開きました電池装着







装着完了
 電池を取り外して、あらかじめ用意しておいた新しい電池を入れます。電池は小さいですが、金属のピンセットなどは使用しないように。ショートしたら電池が放電してすぐに電池がなくなります。指で触るのも避けたほうが良いと思います。ショートと、指の脂で導通が悪くなる可能性があります。プラスチックのピンセットがあれば最高です…。電池
 電池を入れ替えたら、裏蓋を閉めます。ゴムの輪を裏蓋に取り付け時計本体にねじ込みます。(時計回しです。)最初は、指の力だけで、ゆっくり確実に。この時ゴムの輪をかまないように注意です。
 指で回せなくなったら、最後の締め付けのみ、側開器で締め付けます。


完成







 今回の時計は、日付曜日表示付きなので、午前と午後に注意して(以前、某時計店に依頼した時に間違えられました。)、時間合わせをして、完成です。写真の右の時計は時間合わせ用の電波時計です。
 側開器の作製から電池交換完了まで50分ぐらいです。
 時計屋さんで交換したら¥1000。今回かかった費用は¥52.5。約50分の労働(遊び?)で、1000−52.5=約947円の得をしました。自作の側開器を次の電池交換まで捨てずに保管しておけば、次回からは、30分以内で交換できます。
 まぁ、損得勘定より自分の持ち物を、自分でメンテナンスするとその持ち物に愛着がわいて来ます。バイクや自動車を自分でメンテナンスする人にはこの気持ち分かると思います。
 あと、大切な事忘れたました。廃電池のゴミ箱へのポイ捨ては絶対だめですヨ。リサイクルに回しましょう。
時計工具22点木箱DXセット - バンド調整や電池交換が自分で出来ます!

時計工具22点木箱DXセット - バンド調整や電池交換が自分で出来ます!